今現在、デイサービスのパートの介護職員として働いていて、辞めたい…と毎日のように思っている方。
本記事はそんなデイサービスのパートを辞めたい方に向けて、辛い日々を抜け出すために役立つ情報をお届けします。
デイサービスのパートを辞めたい方のヒントになれば幸いです。
デイサービスのパートを辞めたいんです…
デイサービスのパートを辞めたいあなたは、恐らく入職して間もないのではないでしょうか?
また、以前は介護職として働いていたけど、結婚・出産を機に仕事を離れ、改めて介護職として働き始めたという方も多いと思います。
デイサービスのパートは、施設に比べると身体介護が少ない反面、細やかな気配りや職員間との連携が大事になってきますよね。
いくら身体介護が少ないといっても、 若い時よりも体力は無くなっていますし、 介護は肉体労働でもあるのでヘトヘトになっちゃいます…
辞めたい…と思うのも無理ないような、厳しい環境で働いている介護職パートの方が多いと思います。
辛いですよね…介護職
筆者自身、介護福祉士として働いていますが、介護職って基本的に辛いことが多いなぁと思います。
体力的な面ももちろんありますが、人間関係がとても難しい…
人間関係が悪いとものすごく働きにくくなりますよね…
特にデイサービスは女性の職場という側面もあるので、女性特有の仕事の悩みが出やすい環境です。
陰湿な仲間はずれや、仕事を教えてくれない嫌がらせに近いことなど、日常茶飯事に今もどこかのデイサービスで起こっているでしょう。
特にベテランおばちゃん介護士と若い看護師さんとの関係!
ただの介護と看護のすれ違いだけではなく、何か羨望や嫉妬うずまく感情を感じた記憶があります…おぉ…コワイ…
デイサービスのパートを辞めたい理由
デイサービスのパートを辞めたいのは、あなただけではありません。
ここから、デイサービスのパート介護職員を辞めたいあるあるな理由をお送りいたします。
あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
レクリエーションが苦手
デイサービスと言えばレク。レクと言えばデイサービス。
折り紙や切り絵など、手元でやるレクは得意だけど、人前に立って何かをやるのは苦手…という人は多いでしょう。
賑やかタイプの人にとっては天職ですが、文化系内向きタイプの人にとっては地獄となるのがデイサービス介護職員です。
送迎が苦手
こちらもデイサービス特有の業務、送迎。
バス運転手がいるところならいいですが、自分で運転するデイサービスだと、運転の度に憂鬱になってしまうことも。
自分で運転するのと利用者さんを乗せて運転するのとでは緊張感が違います。
時間に追われている感覚もあって、事故を起こさないかヒヤヒヤですよね…
人間関係が悪い
どこの職場でも付き物の人間関係ですが、デイサービスで職員に嫌われると終わりです。
黙々と作業に打ち込んで何かを作る…みたいな仕事ではなく、人との関係づくりそのものが仕事になるので…
人間関係は選べないので、自分に合わない職場だと疲弊するばかりですね…
給料が低い
介護職の給料が低いのは今に始まったことではありませんが、それでも処遇改善加算のおかげで給与水準は上がっています。
給料が低いこと自体より、給料と仕事量が割に合わない!というのが現場の肌感覚としてあります。
こんなにストレス過多なのに、給料これだけ!?
そんな叫びが聞こえてきますね…
介護スキルが上がらない
昔から介護スキルを身に付けるなら特養や老健のような施設で働こうと言われます。
デイサービスは利用者さんのADLが高く、身体介護が少ないので、どうしても介護技術を使う場面が少なくなります。
もっと身体介護ができるようになりたい!という人にとっては、デイサービスは物足りないかもしれませんね。
新人いびり
新人に対する風当たりが強い職場は残念ながらあります。
そもそも職場の教育体制が全く整っていない場合、指導したくてもできないというところもあるでしょう。
激務の合間に新人を教えなければならないとしたら、どうしても当たりはキツくなってしまいます。
もちろん、新人いびりが好きだという意地悪な人もいるとは思いますが…
体力がキツイ
デイサービスの介護職は身体介護が少ないとは言え、例えば事務職に比べたら体力的にキツイのは当然ですよね。
基本立ち仕事に加えて、人への気遣い、レク、送迎、入浴介助、食事介助…などなど、普通に仕事をこなすだけでヘトヘトです。
というか、多分厳密に言うと法律違反なんじゃ…!?
そういった職場は他の部分でも普通はNGでしょ!ということもまかり通ってしまう可能性が高いので、ちょっと考えものですね…
デイサービスのパートを辞めたらどうする?
さて、デイサービスの介護職を辞めたいあるあるをお送りしてきました。
もう辞めたくて仕方ない…!という方も、もうちょっと続けたいけど職場環境が…という方も、デイサービスのパートを辞めたらどうするか?…辞めた後のことが一番大事ですよね。
次も介護職のパートで行くのか、違うパートで行くのか。
もう介護職はもうコリゴリ…!という方も、今の職場が嫌なだけで、介護の仕事自体は好きという方もいるでしょう。
介護職のパートって、そもそも給料面で見るとどうなんでしょうか?
介護職のパートと、他のパートの給与を比較してみます。
介護職の時給を他のパートと比較してみた
以前、パート介護職の平均時給を調べました↓
介護労働安定センターの調査をもとにしているんですが、介護職員の平均時給は966円でした。
地域差もあるとは思いますが、この966円を基準に考えてみます。
リクルートジョブズの「2019年1月度アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、全国平均の時給は1,016円でした。
この数字は様々な業界を含めた全体の平均時給です。(「タウンワーク」「タウンワーク社員」「フロムエーナビ」の求人情報のアルバイト・パートの募集時の平均時給を調査したもの)
介護職員の平均時給は、一般的な時給よりも低いことが分かります。
介護職にこだわらないのであれば、別のパートをした方が給与面でも体力面でも良いかもしれません。
が、資格もあるし、やっぱり介護職がいい…!という方もいるでしょう。
そんな時は、パートではなく派遣の介護職になるというのも手です。
派遣の介護職とは?
派遣ってやったことない方からするとイマイチどんなものか分からず、パートの方が分かりやすいからパートをしているという方も多いと思います。
様々な業界で派遣という働き方がありますが、介護職に限って言えば、最大のメリットは時給が高いことです。
また、派遣先の職場で今みたいに「辞めたい…」と思うような職場だったら、別の職場に派遣してもらうこともできます。
要は、お試しで働けるということ。
自分に合う職場が見つかるまで、派遣でお試しで入ってみて、合う職場が見つかったら直雇用にしてもらう…
そんな柔軟な働き方ができるのが、派遣のメリットです。
詳しい内容は下記の記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね↓
まとめ
デイサービスのパートの介護職を辞めたいと思うのは当然。
なぜなら、デイサービスの職場は大変なことが多いから。
特に気遣いの部分でストレスを溜めやすい。
介護職にこだわらないなら別の業種のパート、介護職で高時給で働きたいなら派遣を考えてみてはいかが?
今回はそんなお話でした!
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