男性の介護士の給料は上がるのか?家族を養っていけるのか?

男性の介護士の給料は上がるのか?家族を養っていけるのか? 介護職と給料

こんにちは。介護福祉士のヒイロです。

介護士として働いている男性、もしくは介護士を目指す男性は、介護士の給料で家族を養えるのかどうか?不安に思う方も多いでしょう。

ネット上には介護士の給料は薄給だ、低賃金だと言われて不安になってきますが、リアルな現場の給料はいくらぐらいなのか?

現場の生の声、つまり、男性介護士である僕の給料を公開します。

男性の介護士の給料は上がるのか?家族を養っていける?

以前の記事に書きましたが、僕の介護職の年収は約360万円です。

これだけ聞くと、ちょっと家族を養うには心もとないと思われるかと思います。

ただ、僕はパートなので、正社員であればもうちょっと高くなります。

介護福祉士で経験数年、30代であれば、だいたい400万円くらいがアベレージかなと思います。(地域差はありますが)

問題は男性介護士のその後のビジョン

男性介護士がぶち当たる壁があって、正社員で介護職をやっていても、将来のキャリアが描きづらいです。

介護士って基本的に夜勤が付き物です。

40代、50代になっても夜勤をやり続けられるか?というと、正直しんどいと思います。

体力無くなっていきますからね…

なので、現場ではなく管理職という道が見えてくるわけですが、これもこれでハードだなと感じます。

男性の介護士の管理職

現場を見てきた経験から言うと、管理職でもだいたい現場に入っています。

人手不足なので、どうしても回らない局面が出てくるんですね。

僕がいた訪問介護の事業所は、社長がバンバン現場の介護に入ってました。

これを気合と根性とウォリャー!というノリでやれればいいんですが、体力無いと続きません…

体力に自信があったり、体育会系のノリが好きなら行けると思いますが、別業種の転職組にはきついんじゃないかと思います。

男性介護士として給料を上げるには?

管理職になれば、年収500万円とかも行けます。

だけど体力はどうしたって使います。

何とか夜勤等の体力を使わない形で給料をアップできないか?

と誰しも思います。

これを解決するためには、夜勤という特性を逆手に取った戦略がいいんじゃないかと思います。

夜勤専従で別の仕事を模索する

夜勤ってすごく給料が良くて、職場によっては夜勤の方が楽だったりします。

月に10回くらい夜勤に入れば、かなりの給料がもらえます。

で、夜勤って昼間の時間が結構使えます。

この時間を使って、自分の好きなことを仕事にするために副業してみるというプランです。

これ、僕が使っているプランでもあります。(日勤もたまにやってますが)

介護士としてあと何十年働くのか?

人生100年なんて言われていて、定年も引き上げるという話も出ていますよね。

介護士として働くのがあと何十年続くでしょうか?

もし、あなたが介護士という仕事が好きで、やりがいを持って取り組めて、給料が低くても体力的にきつくても踏ん張れるのなら、その道を突き進むのが良いと思います。

でも、実感として介護は厳しいな…ということであれば、僕は別の仕事を模索するべきだと思います。

好きなことを追及することはわがまま?

自分の好きなことを仕事にすることは、決して夢物語ではなくなりました。

時代は動いています。

むしろ、これからの時代は、好きなことを追及した方が、トータルの満足感は高くなります。

給料を我慢料としてもらって、家族を養うなんてモデルは古臭くなりました。

自分がどういう未来を描きたいのか?

これをしっかりと意識することだと思います。

例えば、人生の先輩である親も介護士で、めちゃくちゃイキイキと働いていて幸せそうなら、自分もその道を目指すのが良いと思います。

尊敬する人がサラリーマンとして働いて、幸せそうに暮らしているならそれも良いと思います。

でも、どうも愚痴ばっかりで楽しそうじゃない…と思うなら、別の道を模索してみるのも良いと思います。

乗り遅れたらずっとそのまま

旧来の価値観にしがみついていると、ずっとそのままです。

キツイ仕事をして、意に沿わないことをして、何とか給料をもらう。

それがあと何十年も続くと思うとゾッとしませんか?

我慢しなくてもお金は稼げます。

というか、我慢しているだけじゃもうダメで、自分の好きなこと、得意分野のスキルを上げていかないと持たないと思います。

好きなことをやっている時って、疲れませんから。

だから、介護が好きでたまらなくて、夜勤も好きでたまらないなら、それでいいんだと思います。

もちろん、そんなこと言っても、嫌なことでもやらないといけないのが仕事だろうという声もあると思います。

それは、給料をもらうという枠組みでの話です。

自分で独立してやるなら、好きなことを思いっきりやらないと、むしろ置いていかれます。

好きなことを好き勝手にやろう!っていう子供だましの話じゃなくて、そういう生き方の方が、自分も楽しい、家族も楽しい、家庭円満。

何より、自分自身に嘘をついていないので、愚痴が無くなります。

そのくらい好きなことを思いきりやって始めて、お金が付いてくるという話です。

介護が好きな男性は介護の道を突き進むのが良いと思います。

だけど、どうしても自分は違うんだ…ということであれば、僕は自分の意志を貫くべきだと、そう思います。

男性の介護士で給料を上げたい皆さま。

至急、好きなことで稼ぐ方法を模索してみていはいかがでしょうか?

もちろん、いきなり介護職をスパッと辞めてどうこうするのは難しいので、副業から始めてみるのはとっても良い方法だと思います。

人生の選択肢の一つにぜひ加えてみてください。

>>介護職の給料が気になる方向けの記事一覧へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました