介護職に向いてる5つの性格【適性を見極める】

介護職に向いてる5つの性格【適性を見極める】 介護職と転職

こんにちは。介護福祉士のヒイロです。

これから介護職を目指す方、もしくは現在介護職で、介護職が自分に向いてる仕事なのか疑問な方へ。

今回は、自分の介護の仕事の経験から、介護職に向いてる方の5つの性格、適正、特徴をお伝えします。

自分が当てはまるかどうかチェック!

介護職に向いてる5つの性格と特徴

実際に現場で働いてみると、当初想像していたのとは違うことが多々あります。

6年ほど介護業界に身を置いてみて、分かってきた介護職の性格・適性をお伝えします。

ちなみに僕はこの適正があまり無いので、介護職向いてないなとつくづく思います…

なので割と実感こもってます。

待つのが苦にならない

高齢者でも障がい者でも、基本的に介護の仕事は「利用者主体」です。

なので、自分ではパパっとすぐにできる動作・作業でも、基本的には本人ができるまで待つ必要があります。

これなかなかイメージできないと思うので例を挙げます。

自分は靴紐をすぐに結べるのに、友達がモタモタと靴紐を結んでいるのをイメージしてください。

自分なら一瞬で終わるのに、全然靴紐を結べない友達を見てると、なんかモヤモヤ、イライラしてきますよね。

この感じがずっと続く感じです。

なので、せっかちな人は向かないと思います。(自分のこと)

気が利く・気が付く

よく気が付く人、気配りができる人は向いてますね。

世話好きな人は基本向いてると思います。

(介護職は利用者さんの尊厳を大事にするので「世話」という言葉はあまり使わないんですが…)

思わず何かしてあげたくなる、お母さん気質、長男長女気質の人は向いてると思います。

ただ、世話焼きが行き過ぎると、利用者さんが本来できることまでやってしまうので、自立支援にならない場合もあります。

ルーチンワークが得意

これ言うと怒られることもあるんですが、介護の仕事って言ってもルーチンワークな面があります。

利用者さんの状態が日によって違うと言っても、現場の感覚では「毎日ルーチンだなぁ…」と感じることが多いです。

これを楽しめる人はいいんですが、変化を好む人は向かないかなぁと思います。

体のことや病気について興味を持てる

介護の仕事をすると、体や病気の話がよく出てきます。

女性は興味を持てる人が多いんですが、男はここに興味を持てないことが多いです。

女性は体を守る意識が本能的にありますからね。

介護の職場に女性が多いのも頷けます。

そういう意味では、女性が多い環境でも普通にコミュニケーションできるかどうかも、向いてるかどうかのポイントです。

人に興味を持てる

最終的にはここですね。

何か具体的なモノがあるわけではないので、利用者さん自体に興味を持てないとかなりキツイと思います。

ある意味で、人の噂話とかが好きな人は向いてると思います。

「昨日Aさんのご家族が来てて話したんだけど、Aさんのモノマネがめっちゃ似てて笑っちゃった~!」

みたいな他愛もない話を嬉々としてできる人は向いてます。

僕はこれがあまりできないので向いてません(泣)

介護職に向いてない場合はどうする?

さて、これを読んで「自分、介護職向いてないんじゃね…?」と思う方もいると思います。

向いてないとは思いますが、仕事として割り切れば務まります。

僕自身が向いてないと思いながらも働けているので、こういう性格や適性が無いと絶対に務まらないというわけではない。

ただ、問題は、介護職に就いた先のキャリアの問題です。

介護職のキャリア問題

介護職に就いて、まず目指すのは介護福祉士資格でしょう。

実務3年の経験を詰めば受験資格が与えられます。

で、その先が問題です。

介護福祉士を取ると、その先に目指すのは現場の管理職ポストです。

施設だと、リーダーとか介護長とかそういう役職です。

それだけ見るといいんですが、役職についても現場で働くのは基本ずっと続くので、体の心配は常につきまといます。

体壊したら終わりです。

僕の知り合いの50代のヘルパーさんで、働きすぎで脳卒中になった人がいます。

介護する方から、介護される方になってしまい、当然、仕事も失いました。

もちろん、それが現場で働いていたことに由来するかどうか、はっきりとは分かりません。

だけど、50代になっても体を酷使する仕事を続ける覚悟があるかどうか…?

何なら昨今の長寿社会を考えると、60代、70代までずっと体を使う仕事をできるかどうか?

ここは考えておいた方が良いと思います。

介護職に向いてるか?よりも10年20年先を見据えた選択を

あなたがまだ20代、30代、40代と若いなら、まだ別のキャリアを詰むこともできます。

自分の適性に合った仕事をした方が、長期的に見れば明らかに良いです。

体を酷使して体を壊したヘルパーさんの話をしましたが、一方で、トレイルランニングとかをバリバリやって元気いっぱいの50代のヘルパーさんもいます。

要は、自分自身が楽しめるかどうか、苦にならないかどうかなんですよね。

ざっくり、体を使うのが好きな方は、介護職でもバリバリやっていけるんじゃないかなと思います。

そうじゃない場合は、自分の適性をじっくり考えた上で、自分に向いてる仕事を模索した方が良いと思います。

あなたが向いてるのは、体を使う仕事でしょうか?

それとも別の何かでしょうか?

別の仕事のイメージがおぼろげながらでも見えた方は、そちらに進んだ方が良いのではないかと思います。

まとめ

現場の肌感で、 介護職に向いてる性格は5つ。

ざっくり言うと体を使うのが好きかどうかです。

介護職の自分の未来が見えにくければ、自分の適性に合った仕事をした方が、トータルでハッピーです。

何にせよ、後悔のない選択をしたいですね。

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