年収500万円もらえる介護職の職種と就くまでのステップ

年収500万円もらえる介護職の職種と就くまでのステップ 介護職と給料

こんにちは。介護福祉士のヒイロです。

年収500万円もらいたいですよね?

介護職として年収が500万円だったら、家族も養えるしマイホームだって夢じゃありません。

では、具体的に年収500万円もらえる介護職ってどんな職種があるのか?具体的な仕事内容はどうなっているのか?

…この記事では気になるその辺のところをひも解いていきます。

年収500万円以上の介護職の求人

求人・転職と言えばリクルート。

リクルートが運営する社会人向けの転職サイトと言えば「リクナビNEXT」です。

CM等で見たことある方も多いのでは?

リクナビNEXT「福祉・介護サービス・栄養」というカテゴリで「年収501~700万円」に絞って検索すると、45件出てきました。

いくつかピックアップしてみます。

※検索は2020年1月7日(火)に実施。時期によって求人数・求人内容に変動があることをご承知おきください。

福祉事業責任者(リーダー)候補

障がい分野の社会福祉法人の求人。

ホームページまで辿ってみると、放課後等デイサービス・グループホーム・居宅介護など、障がい者分野のサービスを行っています。

気になる年収例を見てみると…

335万円/27歳・入社4年/月給22万円+賞与
400万円/30歳・入社8年/月給25万円+賞与
530万円/36歳・入社12年/月給30万円+賞与

年収500万円を超えているのは、入社12年の36歳の方。

入ってすぐに年収500万円は難しそうですが、経験・実績があり、ある程度年数を重ねれば数年で500万円には届きそうですね。

施設長(候補)

障害福祉分野に特化した介護事業を行っている株式会社。

生活介護・グループホーム・居宅介護・移動支援など、先ほどの社会福祉法人と事業内容は似ています。

600万円/月給40万円+賞与 ◇入社7年目
450万円/月給30万円+賞与 ◇入社2年目

入社7年目で600万円、2年目でも450万円ということで、給与水準は高いですね。

就労支援員・企画営業

障がい者の就労継続支援B型事業所のスタッフ。

470万円/入社1年・33歳/月給29万円+賞与(4か月分)
550万円/入社2年・41歳/月給34万円+賞与(5.5か月分)

年収例がこちら。入社2年の40代の方が550万円ということで、なかなか夢がありますね。

生活支援員

こちらも障がい分野の介護職、生活支援員の求人。

障がい分野の施設勤務です。

550万円/33歳 入社10年目 月給36万円+賞与
500万円/30歳 入社7年目 月給33万円+賞与
400万円/25歳 入社2年目 月給25万円+賞与

こちらも給与水準は高めです。勤続年数20年とかになれば、600万円に届きそうですね。

ねらい目は障がい分野の管理職候補

お気づきの方も多いと思いますが、年収500万円の高給与の求人は、障がい分野の管理職候補が多いです。

45件の求人を分野別に集計した結果がこちら。

分野求人数
障がい者18
高齢者10
介護タクシー2
その他15

その他については言語聴覚士や理学療法士など別分野の職種の求人でした。

もちろん、高齢者分野も求人はありますが、給与水準は障がい者分野の方が高い傾向にありました。

障がい者分野の介護職の仕事内容とは?

年収500万円以上を求めている方は、障がい者分野の介護職に興味が湧いてきたのではないでしょうか?

ただ、高齢者施設での介護しか経験が無い方も多いと思います。

どんな仕事内容なのか、高齢者の介護と障がい者の介護でどのような違いがあるのか…?

僕はどちらも経験がありますし、障がい者分野の介護の方が長いです。

その経験をもとに、介護の違いをざっくりお伝えします。

障がい分野と高齢者分野の仕事内容の違い

最大の違いは、身体介護に使う体力の違いです。

実感として、障がい者介護の方が体の負担は少ないです。

身体介護で負担がかかるのは、寝たきりの方や全く自分では動けない方の介助ですよね。

障がい分野の利用者さんは、身体障がいの方でも、ある程度は自分でこなせる範囲が大きいです。

障がい分野の介助者あるあるですが、オムツ介助やトランスも必要無いことが多いので、介護技術があまり身に付かなかったりします。

逆に、高齢者分野でバリバリ技術を身に着けた方は、割と無敵なんじゃないかと思います。

体の負担が少なくて高給与だったら障がいの方がいいじゃん!というところですが、高齢者に比べて難しい部分もあります。

空気を読む能力が必須

高齢者分野の介護って、コミュニケーション能力が必要とは言え、実は決められた流れに沿って介護することが多いと思います。

障がい者分野の場合、利用者さんの要望次第で臨機応変に対応するというケースが増えます。

ここはコミュニケーションで、空気を読む能力が必須です。

とは言えものすごい能力が必要なわけではなく、高齢者分野で周りの職員と連携しつつ、普通に介護職として働けていたのなら問題は無いとは思います。

結局は「慣れ」の部分が大きいです。

障がい者分野で働くためのステップ

全く障がい者分野で働いたことが無い場合、お試しでその業界をのぞいてみるのが良いと思います。

僕が会ったヘルパーさんの中には、特養に正職員として勤めながら、障がい者の居宅介護に入っている方もいました。

施設は難しいかもしれませんが、居宅介護・重度訪問介護・行動援護・同行援護・移動支援など、スポットで入れる障がい分野の仕事はたくさんあります。

月に数回程度の勤務も十分可能なので、お試しで障がい分野の仕事をしてみて、大丈夫そうなら本格的に障がい分野の転職を考えるというコースが、現実的に年収500万円を目指す賢い選択かなと思います。

もちろん、障がい分野の介護職の方は、そのまま別の給与水準の高い事業所に移るのもアリですね。

どうやって障がい分野のお試し介護職を見つける?

求人票とにらめっこしていても、知識が無い中では見極めるのがなかなか難しいです。

スポットで入れる介護職なので、リクナビNEXTのようなすべての業種を扱う求人サイトは不向きです。

問い合わせても、スポットの障がい者介護の仕事が分かる人はいないでしょう。

スポットだと基本はアルバイトになると思います。

なので、タウンワークとか地域の求人誌・求人サイトに割とよく載っています。

障がい者の移動支援、居宅支援で週1日からOK!みたいな仕事ですね。

もう思い切って転職したい方は…

もうとにかく今の職場が嫌で、年収500万円以上とにかくもらいたい!

…という方は、プロに相談してみるのが良いですね。

ただし、前述したリクルートのような主に一般企業をメインに扱っているところは、介護についての理解があまりない可能性があります。

介護職専門のサービスであれば、そういったニーズにも答えてくれます。

プロの介護職専門の転職サービスは、面接同行・給与交渉・履歴書の書き方まで丁寧に教えてくれるサービスがおすすめです。

高給与の介護職の求人に特化しているので、年収500万円以上を目指すなら、今のうちにお付き合いしておいて損はないでしょう。

まとめ

年収500万円もらえる介護職は障がい者分野。

まずはスポットでお試しで働いてみよう。

もう転職したい!あなたは、高給与の介護専門サービスに相談だ!

という内容でした。

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