こんにちは。介護福祉士のヒイロです。
僕は現役の介護職で、給与以外の収入を得ています。
今回の記事では、介護職の副業ってバレるの?という点について解説していきます。
介護職で副業をお考えのあなたは必見です!
介護職の副業って?
介護職が副業をする場合、別のところで介護のアルバイトをするか、別業種のバイトをするかが鉄板です。
夜勤のバイトとか、ガイドヘルパーのような、1日単位でやれるものが人気です。
もしくは、例えばコンビニや居酒屋の店員さん、警備員さんの仕事なんかをやっている方もいるかもしれません。
いずれも休日や週末を使ってやる副業ですね。
僕が見た中では、施設介護の夜勤明けに、そのまま訪問介護で何件か回るというパワフルな人がいました。
正社員の介護職は副業禁止?
正社員の副業が禁止されるかどうかは、その会社の就業規則によります。
アルバイトや派遣はダブルワークをしている人も多いですが、正社員でダブルワークはあまり聞きませんよね。
ただ、昨今の働き方改革で、みずほFGやアサヒビール、カゴメ等、大手企業が副業を容認してきています。
大きな流れとしては副業OKになっているので、近い将来、副業する正社員も当たり前になるかもしれません。
ただ、基本的には会社が禁止しているかどうかがすべてです。
今のところは、副業を禁止している会社の方が多いのが現実です。
介護職の副業はバレる?
結論。
バレて困るような副業はしない。
です。
ええとですね、まず副業が会社にバレるのって、住民税でバレることが多いんです。
解説します。
あなたの給与明細を見てみると、恐らく住民税が引かれていると思います。
健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 所得税 | 住民税 |
15,000 | 30,000 | 1,500 | 10,000 | 12,000 |
こんな感じで。
このスタイルは「特別徴収」と言って、会社が月々の給料から住民税を引いています。
住民税は前年の所得に応じてかかるものです。
副業すると当然、所得は上がりますよね?
所得が上がった分、住民税も当然上がります。
そうなるとどうなるか?
……と、こんな感じでバレます。
住民税を普通徴収にすればOK?
ネット上では、会社以外の所得にかかる住民税を「普通徴収」にして、自分で納めればOKという話がよく出ています。
住民税は先ほど述べたように、会社が「特別徴収」して月給から天引きされます。
会社の給料分は「特別徴収」として会社から天引きされるようにして、副業の収入は「普通徴収」として自分で納付する。
具体的には確定申告をする際に、「住民税の徴収方法の選択」で「自分で納付」にチェックすると「普通徴収」になります。
これなら確かに、会社にはバレないです。
会社には会社の給料分の住民税しか行きませんから。
僕自身も会社の給料以外の収入があった時は「普通徴収」にしました。
会社以外で得た収入の住民税は、こんな感じで納付書で納めています。
ただ、僕は会社に別の収入があることを言っています。
バレるかどうかヒヤヒヤしながら副業する?
実は、副業がバレるのってこの住民税だけじゃありません。
同僚にうっかり話してしまって、内部告発でバレたりとか、普通に仕事しているところを上司や利用者さんのご家族に見られちゃうとか。
色んなルートで副業が会社にバレるリスクは常にあります。
そんなソワソワした状態で、ゆっくり副業できますか?っていう話です。
副業がバレて、注意勧告で済めばいいですが、そのことで会社に居づらくなって結局退職…ということにもなりかねません。
最初から堂々と副業するのが良いと思います。
僕が今勤めている介護事業所は理解があるところなので、業務に支障が無ければ全く問題ないというスタンスです。
介護の職場環境を変えることを真剣に考える
これを読むと、特に正社員で副業をお考えの介護職の方は、「うわぁ…うちの施設じゃ絶対ムリだなぁ…」と思われるかもしれません。
特に、お堅い系の社会福祉法人だと、副業した時点でアウトー!って考えてるところもありそうですよね…
で、ここでそもそも論です。
介護職のあなたが副業を考えているということは、収入に不満があるということだと思います。
もしくは、介護職自体が嫌とか…
いずれにしても、今働いている環境の収入面が問題であると。
もし、これからも介護職で行く!という方ならば、高い給与水準の職場に移った方が良いと思います。
介護施設・介護事業所って千差万別で、給料はその事業所の給与水準がすべてです。
高い給料をもらえる職場に転職すれば、わざわざ副業をしなくても収入は自然と上がります。
とは言え、人間関係含め転職するのって勇気が必要ですよね。
そういう場合は、介護転職のプロに相談してみるのが良いと思います。
介護職をしながら副業をしたい!
一方、介護職をしながら副業したい、何なら介護職辞めて別の職業を模索したい…という方は、まずは副業ができる介護職の環境に移ることが先決です。
今の職場で副業が絶望的なら、副業できる介護の仕事を探しましょう。
おすすめは訪問介護のパートか施設の派遣です。
訪問介護のパートなら副業禁止ってまず無いと思いますし、派遣の場合でも派遣会社が副業を禁止することはあまり無いかな~と思います。
どちらも時給が高いので、高時給で働いて、空いた時間で副業できます。
まずはパート・派遣で高時給で働けるところを探すべし。
面接の際、副業できるかキチっと聞いておいて、ゆっくり余裕を持って副業できる環境を手に入れるということですね。
堂々と副業して、収入アップを目指しましょ~!
まとめ
介護職の副業をバレないようにすることは一応できる。
だけど、ヒヤヒヤ・コソコソしながら副業するのはちょっとどうだろう…?
根本的には給料が低いことが問題だから、給与水準が高い介護の職場を選ぶか、高時給のパートや派遣で働きながら副業する。
今回はそんな道筋をお伝えする記事でした。
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