こんにちは。介護福祉士のヒイロです。
介護職が合わないなぁ…と思っているあなたへ。
僕も介護福祉士ですが、介護職は合わないなと思っています。
そんなあなたへ、この時代、フリーの道があるということをお伝えに参りました。
介護職じゃない、自分らしい仕事を見つけたいあなたは必見です。
介護職が合わない!
僕が介護の仕事を始めたとき、まず思ったのは「合わない」でした。
利用者さんの体のこととか、まるで興味が湧かないんです。
介護職にあるまじきことですが、本心です。
介護業界に来る前に、しっかりと適正を考えておくべきでした…
とは言え仕事ですから、きちんと利用者さんの情報を頭に入れて介護に取り組みます。
でも、やっぱり合わない…
それでも仕事だからやらなきゃいけない。
合わない仕事でも、自分が選択した道だから、ちゃんとやらないとダメだ!
そんな風に思いながら仕事をしていくうちに、ものすごく苦しくなってきました。
いちばん辛いのは、葛藤
介護の仕事自体が辛いのもあるんですが、いちばん辛いのは葛藤なんですよね。
葛藤って改めて辞書でひいてみると、
「葛藤」
心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、そのいずれをとるか迷うこと。
出典:goo国語辞書
まさにこれです。
本心は、「介護職合わない…辞めたい…別の仕事したい」です。
でも、「そんなことできない…他の人に顔向けできない…辛くても働いている人はたくさんいる…」という感じで、相反する感情が渦巻きます。
こんな風に迷っている時がいちばん辛いんですよね。
人生を長期スパンで考えてみる
さて、ここで介護職のストレスを軽減する方法とか、対処療法的にやっても、経験上あまり意味がありません。
一時的にリラックスできても、やっぱり介護職が合わない…という本心からは逃れられない。
ここでちょっと、発想の転換をしてみます。
目先のことは置いておいて、「自分の人生」という枠組みで考えたときに、介護職って自分の人生においてどのくらいの大きさでしょう?
今は働いているから、ものすごく大きいですよね。
仕事が70%、つまり介護職の自分が70%だと仮定すると、その人生があと10年、20年続くわけです。
介護職が合っているか、もしくは自分の中で腹が決まっている場合は、それで全然いいと素直に思えるでしょう。
でも、そうは思えない…介護職が70%を占める人生が続くなんて嫌だ!って感じてしまったとしたら…
早めに人生を軌道修正しないと、最悪の場合は自分自身の心が無くなって病んでしまうと思います。
脅すようなことを言って申し訳ありませんが、そのくらいの強い思いで、自分の人生をどうしたいのか、本気で考えた方がいいんじゃないかなと思うんですね。
限界を迎える前に軌道修正すること
ちょっとここで自分語りをお許しください。
僕が介護職で限界を迎えたときのことです。
もう精神的にマックスやばかった時期、お宅に訪問した後、夕方にお寺の鐘が鳴ったんですよ。
ふと見上げるとものすごい夕焼けが綺麗で、坂道の向こうの景色がすごーく輝いていた。
泣いちゃったんですよね…(笑)
それで、「あ、これ限界だな…」と思いました。
何か、子供の頃のこととか思いだすんですよね。
その後も何とかちょこっとは頑張りましたけど、最終的には辞めました。
それで良かった、自分の本心に従って良かったと、今は思っています。
合わない介護職を辞めた後のこと
訪問介護事業所を辞めた後、2,3日ぐらいは抜け殻生活でしたね。
ただ、今後どうするかの展望はありました。
負担の少ない介護の仕事をしながら、自分のやりたいことを仕事にする。
自分のやりたいことはデザインだったんですけど、当時すでに30代で貯金もほぼ無く、スクールに通うお金もありませんでした。
じゃあデザインの会社で働けばいいじゃんなんですが、その時の精神状態じゃ無理でした…。
唯一、介護のとある分野の仕事ならできそうだということで、その仕事をしつつ、自分のやりたい道を模索する。
そんな風に人生をかじ取りしました。
合わない介護職を辞めて、自分らしい人生を送る
その後、自分のやりたい方向にかじ取りした結果、色々と大変なこともありましたし、今でも大変なことはありますが、「合わない」という感覚は無くなりました。
合わないことを続けていても、どこかで破綻すると思います。
じゃあ、どういう仕事なら合うのか?
ここがポイントですよね。
どういう仕事なら合うのか?と自分に質問してみると、何かおぼろげながらでも、こういうのをやってみたいというイメージが湧くと思います。
諦めた夢なのか、辛くて辞めてしまった仕事なのか、そんなイメージです。
じゃあその道を行こう!と決意してみます…
……怖いですよね。
自分にできるのかどうか…すごく怖いと思います。
でも、人生スパンで考えたとき、どう感じるでしょうか?
一生介護職でやっていく自分と、やりたい仕事をしている自分。
どちらの人生がハッピーなのかは明白です。
そろそろ自分に正直になっていいと思います。
毎日を楽しく、心の底から笑顔で過ごせる毎日…
そんな日々を掴むためには、介護職を辞める道があるんだと、まずはそう思うだけで十分です。
このサイトではそんなあなたをサポートする情報を発信していきますので、ふっと疲れたときに立ち寄るカフェ感覚で来てくれたらいいなと思います。
それでは。
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