こんにちは。介護福祉士のヒイロです。
来る日も来る日も業務に追われ、職場の人間関係に巻き込まれ、明日も夜勤、え?●●さん来れないから代わりに?…うわぁ…また失禁……
介護福祉士って疲れますよね。
ヘトヘト介護福祉士の皆さん。
同じ介護福祉士として、疲れた時にとるべき行動をお伝えいたします。
まず、精神安定しませう。
介護福祉士って疲れるよね…
介護福祉士と言うからには、専門学校の養成施設ルートでなければ、介護のキャリアは少なくとも3年以上あるということですよね。
人によっては主任クラスの役職を担っている人もいるかもしれません。
施設だったらリーダーとかサブリーダー、訪問介護ならサ責とか。
そういうポジションじゃなくても、介護福祉士を取ったともなれば、「あの人は介福持ってるから」って見られます。
なので、がんばる人が多いんですよね。
介護の仕事ってネットだと散々なこと言われてたり、介護職の人格がうんたらとか言われてますけど、僕が見てきた中では、介護福祉士を取った人はめちゃくちゃ仕事がんばってると思います。
介護福祉士はがんばり屋さんである
人によるという前提はありますが、介護福祉士まで取った介護職はがんばり屋さんです。
身を粉にして働いていると思います。
盆も正月も無く、長期休みも簡単には取れず、自分の業務に加えて、研修やら何やらあり、人がいなくなるので無理めなシフトが当たり前だったり…
それでも、まぁ時々は愚痴を言うこともあれど、基本的にはめっちゃ頑張ってると思います。
で、ここからがミソです。
がんばり屋さんの介護福祉士であればあるほど、自分を犠牲にしがちなので疲れます。
自分を犠牲にする介護福祉士
例を挙げると、僕が以前働いていた訪問介護事業所の介護福祉士です。
その人は、基本的にほぼ毎日自主的に仕事に出てました。
いや、休みましょうって感じなんですけども、パートさんが休んだところの穴埋めとか、土日に移動支援を必要とする利用者さんとかがいるからという理由で、仕事を引き受けるんですね。
それ自体はいいことかもしれませんが、明らかに疲れは溜まってるはずなんですよ。
たまに、ため息ついているところ見てました。
なんですけど、恐らく自分の中の正義というか、自分の中の「もっと頑張る」っていう意識が強かったようで、仕事にまい進していました。
これはちょっと行き過ぎた例かもしれませんが、僕は思うんですけども、ただでさえ介護の仕事ってめちゃくちゃ大変ですよね。
ここまで頑張らなくても、普通にシフトをこなしているだけでも、ものすごく疲れます。
体力めちゃくちゃ使うわけですから。
なのに、給料は正直低いんです。
お金がすべてじゃないのはもちろんですが、がんばりに対するリターンが少なすぎると思います。
自己犠牲した先に何があるか?
でも、勤勉な人が多いので、仕事をがんばっちゃうんです。
いや、がんばるのはもちろんいいことです。
いいことなんですけど、自分を犠牲にして働きすぎると、自分の心が悲鳴をあげてきます。
そして、一番怖いことは、がんばりすぎて、自分のミスが許せなくなるときです。
完璧主義といいますか、今までできていた介助に少しでもミスがあると、自分を責めるようになります。
「え?なんでこんなこともできないの?」
みたいな。こういう状態に陥るとですね、他人の評価が気になったり、はたまた他人が適当に仕事していることにイラ立ってきます。
「え?なんでこんな適当な仕事をするの?」
自分に対するイライラ、他人に対するイライラが溜まると、当然、ものすごく疲れます。
あなたの疲れの原因は分かりません。
だけど、恐らく。
肉体的な疲れもあるとは思うんですけど、現場で働いている時の感情の揺れ、特に、嫌な感情が湧き上がって、疲れまくっているんじゃないかと思うんですよね。
疲れの原因は現場のネガティブ感情
疲労には2種類あって、体の疲れと脳の疲れがあります。
体の疲れはもう読んで字のごとくですが、脳の疲れは主に緊張感とか不快感とか、いわゆる精神的な疲れです。
介護福祉士は、この疲れをダブルに受けます。
で、特に辛いのが精神的な疲れです。
体の疲れは寝れば回復しますが、精神的な疲れは寝たら治るというものじゃないですよね。
多少軽くはなると思いますが…
介護福祉士の精神的な疲れはどこから来るかというと、現場で働いている時の感情です。
- またナースコール鳴ってるよ…
- うわぁ…入浴介助あの人とペアか…やりづらい…
- は?現場以外の事務仕事だって大変なんだよ。それを楽してるとか…ありえない
- あのパートさんイライラを利用者さんにぶつけんなよなぁ…
- 意味わかんない…夜勤連チャンとか…
疲れるに決まってます。
介護福祉士は疲れて当然なんです。
それぐらい、ネガティブな感情が湧くのが当たり前な職場で、あなたが働いているということです。
疲れない介護福祉士で楽しく働く
じゃあ、どうしたら、あまり疲れずに介護福祉士として働くことができるか。
僕からの提案としては2つです。
まず1つ…
いきなりで恐縮です。
が、いたって真面目です。
疲れた介護福祉士ができる対処法としては、まずは脳の疲労を休めることなんです。
ガチガチにかたまった脳を休ませる。
ゆるゆるにして、リラ~ックスさせてあげる。
そのために、あえて漫画っぽいイラストを出してみました。
がんばりすぎないで、テキトーに考える。
真面目で頑張り屋さんの介護福祉士のあなたは、テキトーに考えてちょうどいいくらいになります。
いいんです。疲れて。
疲れて当然な環境なんですから。
それぐらいの環境にいるので、じっくりゆったり、脳を休ませてあげましょう。
漫画、ゲーム、アニメ、ドラマ、映画、ディズニーランド…なんでもいいです。
自分を甘やかしまくりましょう。
2つ目の鍵はディズニーランドにあり
で、2つ目の対処法なんですが、先ほども上げたディズニーランドにヒントがあります。
例えばディズニーランドで1日中歩き回ったら、体は疲れるけど精神的にはほぼ疲れないですよね。
スプラッシュマウンテンに乗って、ミッキーに会って、チュロス食べて…それで精神的に病む人っていないですよね。
これを、職場でできたらいいんです。
…いや、職場をディズニーランドにするのは無理ですし、ディズニーランドに就職しようというぶっとんだ話でもないです。
今の疲れまくる職場から、少しでもディズニーランドに近い職場に移ることを考えるっていうことです。
夢の国の職場にゆこう
介護の職場って本当に千差万別で、ギスギスした職場もあれば、ノリと勢いな職場もあります。
陽気な職場といいますか、何か問題があっても、HAHAHAAHAAHAHAAHAHA!!WAO!! みたいなノリで乗り切れる職場。
陰気臭い職場だと、疲労度はマックス高くなりやすいですが、こういうノリの人が多い職場だと、あまり疲れずに済みます。
……
実際、僕が体験しているんですけど、前の職場はなんか真面目過ぎてかたくて、ミスしちゃいけない空気感が満載でした。
一方、今の職場では、いつもエロい話ばかりしています。
なんじゃそれという感じですが、なんていうか、それぐらいオープンな感じなんです。
「ヒイロさん。天気予報のお姉さんって何でエロく見えるんですかね?」
みたいな話を、割と真面目に語り合います。
……楽しいですよ(笑)
楽しい職場ってあります
今あなたが疲れまくっているのは、その職場がギスギスした職場だからかもしれません。
だとすると、夢のディズニーランド職場に移ることを視野に入れてもいいと思います。
恐らくですが、今の職場がディズニーランドになる可能性は皆無でしょう。
職場の空気ってそう簡単に変わらないですから…
じゃあどうすればいいかというと、答えは簡単で、空気の良い職場に移ればいいんですね。
いや、そんな簡単に言うなよって感じですが、介護福祉士持ってるんだったら、はっきり言って転職自体は容易です。
人手不足の業界で、少なくとも3年以上の実績と介護福祉士の資格がある…
事業所としてはめちゃくちゃ欲しい人材です。
なので、あとは良い職場を選べるかどうか。
それが一番難しいんですが…
ただ、そういう時の処方箋は一つで、プロに相談することです。
介護転職のプロに聞く
プロに聞けば、空気の良い職場を教えてくれます。
介護士の転職をずっと請け負っているわけですから、どの職場の空気が良いか、どの職場の定着率が良いかは熟知しています。
もし、空気の良い職場で働けたとしたら…
疲れをあまり感じずに、ゆるゆるとリラックスしながら働けます。
今の職場が望み薄だな…と思うなら、一度相談してみましょう。
エロい職場は紹介してもらえないと思いますが(笑)、働きやすい、空気の良い職場は教えてれることでしょう。
まとめ
介護福祉士が疲れるのは当然。
疲れの対処法は2つ。
1つは気を抜くこと。
2つは疲れない職場に移ること。
今回はそんなお話でした。
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