介護の仕事はただでさえしんどいですが、「夜勤」は特にしんどいですよね。
人によっては夜勤がある方が楽だという人もいますが、何年もやっているとやっぱり体力的にキツくなってきます。
介護の仕事の給料が安いのは周知の事実。
- このまま夜勤を続けていていいのだろうか…
- 何歳まで夜勤を続けるのだろうか…
- そもそもこんなにしんどい介護の仕事をずっと続けるのだろうか…
そんな不安をお持ちの方は、ゆとりある介護の仕事の道すじを紹介する本記事を読んでみてください。
介護の夜勤がしんどい…
介護の夜勤はしんどいですよね。
まず、介護の夜勤のしんどさを皆さんと共有していきたいと思います。
体力的なしんどさ
単純に夜勤は体力的にキツいです。
普通は寝ている時間に仕事をしていて、しかも体力勝負の介護の仕事。
体力的にしんどいのは当然ですね。
私も夜勤をやっていますが、年々体力的にキツくなっているのを実感しています。
精神的なしんどさ
日勤よりはバタバタしていないので、夜勤の方が楽という人もいます。
が、急変のリスクを考えると、常に落ち着かないのが介護の夜勤という仕事です。
利用者さんに何かあったら、夜勤者の責任になる…
そんな大きな責任のある夜勤は、精神的にもしんどいです。
ワンオペ夜勤は怖い…
グループホーム等、施設規模が小さいところだと一人で夜勤を回している場合があります。
俗に言うワンオペ夜勤ですね。
仮眠が取れないというのはもちろんですが、何かあった時に誰も頼る人がいないという不安は計り知れません。
かなりハードな夜勤の形だと思います。
早出・遅出・夜勤がランダムであるのでしんどい
体力的なしんどさに通じますが、基本的には夜勤以外の勤務もランダムにシフトで入るのが介護職員の仕事です。
このリズムは慣れてもやっぱりしんどいですよね。
特に、夜勤明けからの早出のしんどさったらありません。
16時間夜勤だと、基本的に夜勤明けの次は公休になりますが、人手不足で公休にできない施設もあるとか…
そういった施設で働いている人のしんどさは想像を絶しますね…
昼寝、睡眠時間の調整ができない
夜勤があるので、入り日は昼寝をして調整する人が多いと思います。
この昼寝がなかなかできない場合、夜勤は本当にしんどいです。
神経質だったり、不眠症ぎみだったりすると、睡眠時間問題は本当に応えますね…。
でも、夜勤なしの給料は安い…
介護の夜勤の仕事のしんどさをお伝えしてきました。
じゃあ夜勤がない介護の仕事に行けばいいという発想が出てきますよね。
デイサービスが代表的ですが、日中だけの介護職というのもあります。
が、夜勤が無いと給料が安くなってしまうジレンマがあります…
施設に付随するデイサービスに異動した知り合いの職員さんが、「明け公欲しい…」とボヤいていました。
明け・公休が無いデイサービスは、月～金曜日の日勤で、たまに土曜日も出勤していたようでした。
出勤時間はそこまで変わらないのに、給料が安く、自分のために使える時間も少ない…
そういう状態では、なかなか夜勤以外の職種も厳しいな…と思う人も多いでしょう。
夜勤のメリットに目を向けてみる
夜勤の良くないところを挙げてきましたが、メリットもあります。
それは、自分の時間が多くなることです。
夜勤をやっている方にはあるあるだと思いますが、しんどいのはしんどいけど、夜勤入りと明けは、割と使える時間が多く感じると思います。
この時間は、夜勤無しの介護職ではなかなか捻出できません。
ここに目を向けると、介護の夜勤をやりながら自分が使える時間を有効活用する道が見えてきます。
時間の有効活用でゆとりある介護職へ
一般的な土日休みの仕事の人は、転職したい時って有給休暇を使ったりして何とか時間を捻出しながら転職活動しています。
これ、業務の合間にやるわけなので結構しんどいです…
疲れて帰ってきてから履歴書書いたり面接対策したり等、結構ハードです。
それが夜勤の合間の昼間を使えるとなると、転職活動はかなりしやすいです。
夜勤はしんどいですが、次の道に進みたい時にじっくり取り組めるというメリットがあります。
しんどくない夜勤に変えてみる？
私の場合は、自分が大切にしたい道を模索した結果、正職員からパート社員になりました。
時間の融通が利きやすいのと、実はパートでも事業所を選んでフルに入ると正職員と同水準の給料がもらえたりします。※ボーナスは無いことが多いですが…
休日申請もほぼ通るので、時間の捻出がしやすいんですよね。
介護の仕事と一口に言っても千差万別で、給与が高く、自分の時間も捻出できる職場もあります。
事業所選びがすべてです。
そんな介護の仕事をしながら、趣味を楽しんだり、友達と会う時間に当てたりしています。
仕事だけが人生じゃないですよね。
ゆとりある介護の仕事に就くには？
夜勤が無くても、高給与水準の事業所を選べば、そこそこの給料をもらいつつ、ゆとりを持って働くことができます。
ただ、そんな事業を見極めるのが難しいんですよね…
そんな時は、プロに相談です。
今の転職市場ってすごくて、面接同行して、給与交渉までしてくれる転職サービスがあります。
これは使わない手は無いですよね。
また、正社員にこだわらなければ、高給与の派遣という手もありますよ。
まとめ
介護の夜勤は辛くてしんどい…
でも、見方を変えれば自分の道を模索できる時間をじっくりととれます。
これから先、自分はどうしていきたいのか？
じっくり考えてみてはいかがでしょうか？
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