介護職の正社員に良い条件でなるには?

介護職の正社員に良い条件でなるには? 介護職と転職

こんにちは。介護福祉士のヒイロです。

介護業界を目指す方は、介護職として正社員になるにはどうすればいいのかを知りたい方も多いと思います、

人手不足の介護業界で正社員になるにはどうすればいいのか?

今回はこちらをテーマに、現役の介護福祉士のリアルな視点でお送りします。

※こちらの記事は、介護業界未経験の方が介護職で働く場合を想定しています。

介護職で正社員になるには?

結論としては、「初任者研修を取ってから正社員の求人に応募する」です。

介護の仕事って、老人のお世話をすればいいんでしょ?って思っている方も多いんですが、やっちゃいけない基本ルールが結構あります。

例えば、「おばあちゃん」って言っちゃダメです。

利用者さんにの尊厳を守るためです。

自分が利用者の立場で考えれば分かりますが、いくらいつもお世話してくれる職員だからって「おばあちゃん~今日の調子はどう~?」なんて馴れ馴れしく聞かれたら嫌じゃないですか?

こんな感じで、介護の仕事は基本ルールが色々とあるので、まずは初任者研修でその辺をマスターしておいた方がよいです。

初任者研修は自分のベースになる

いきなり介護の仕事を始めると、何の心構えも無いので戸惑うことが多くなります。

それでもしばらく続けていれば自然と慣れてはきますが、事前にある程度どんな仕事をするのか分かっていた方が仕事はしやすいです。

例えば現時点で移乗介助と言ってもピンと来ないかもしれませんが、初任者研修を受ければ具体的なイメージは掴めるようになります。

イメージがあるのと無いのでは仕事のしやすさ、覚えやすさはものすごーく変わるので、未経験・資格なしの状態から介護職を目指すのであれば、初任者研修を最初に取ることをおすすめします。

資格なし・未経験の正社員求人もある

人手不足の介護業界なので、実は初任者研修が無くても正社員の求人に応募できます。

介護施設は資格無しでも働けるので、初任者研修を取らなくても正社員で働けます。

じゃあ別に初任者研修取らなくても良さそうですが、現場で働く側から言うと、取っておいた方がいいです。

なぜか?というと、初任者研修を受けると先生や受講生との繋がりができます。

介護業界も情報戦です。あと、地域差がかなりあります。

なので、自分の地域の生きた生の情報を得るには、自分が働く地域の初任者研修を受けるのがいいんですね。

評判のいい求人を見極めるために

求人サイトや求人情報誌を眺めていても、結局どれが自分に合った求人なのかって分からないですよね。

判断基準が全く無いからです。

例えば、知り合いに一人でも介護職として働いている人がいたら、比較ができます。

どのくらいの給料が介護職正社員の相場なのか、年間休日はどのくらいある方がいいのかとか、全くの未経験の場合、全然分かりません。

ですが、実際に転職活動を同じ時期にしている人がいて、介護業界に詳しい地元の講師がいる初任者研修は、介護業界の転職情報の宝庫です。

ネットをいくら探しても出てこない生の情報なので、とても貴重なんですね。

初任者研修を取れば仲間ができる

ここも重要なポイントで、介護業界の仲間ができるのは大きなメリットです。

励まし合って勉強できますし、就職後も繋がりを保てば、万が一自分の職場がブラック職場だったりしたときに仕事が繋がることもあります。

あと、介護の仕事ってこう密室といいますか、あまり外部の人と接点が無い仕事なので、情報が偏りがちなんですよね。

例えば、勤めている職場が明らかに給与水準が低くても、介護業界はそんなものだという空気があるので、そこまで疑問に思わなかったりします。

これ、結構怖いことだと思うんですよね…

外部と接点を持つという意味でも、仲間を作っておくことはとても重要です。

初任者研修を取りつつ求人紹介を受ける

初任者研修を取って、仲間を作って良い条件の正社員求人を見抜こう!

ここまでの話を一言でまとめるとこうなります。

そうなると、初任者研修をお得に取りつつ、求人の紹介も受けられるようなサービスがベストですよね。

一例としては、「カイゴジョブアカデミー」というサービスがあります。

介護業界に特化した転職サイト「カイゴジョブ」が手がけるサービスで、初任者研修を格安で、もしくは無料で取得することができます。

そもそもの受講料が普通は7~8万円かかるところ約3~4万円と格安かつ、特待生になると受講料が無料になります。

資格と就職先をノンストップでゲットしたい方におすすめです。

ただし、東京・大阪・名古屋の大都市圏のみ対象ですので、地方の方は公的なサービスがいいかもしれません。

公的なサービスで初任者研修を取る

カイゴジョブアカデミーは民間のサービスですが、公的機関のサービスもあります。

行政としては介護職員を増やしたいので、様々な形で介護の資格取得を支援しています。

一例として、職業訓練が挙げられます。

失業保険をもらいながら資格取得ができる制度です。

ネット上だとお役所のホームページが異様に分かりにくいのと、検索しても職業訓練じゃない別の民間のサービスに誘導されたりするので、公的な職業訓練を探す場合は、ハローワークに直接行くのがベストです。

介護業界は公的な機関とつながりが強かったりするんですけど、分からなかったら直接窓口に行くを合言葉にしておくと割とスムーズです。

情報が込み合いすぎていて、ネット上だとわけわからなくなるんですよね…

覚えておいて損はないテクニックです(笑)

まとめ

介護職で正社員を目指す場合、初任者研修を取った方がいい。

初任者研修を格安か無料で受けられるサービスがある。

公的なサービスもあるけど、情報がネット上だと分かりにくいから窓口に直接行こう!

今回はそんなお話でした。

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