僕が訪問介護を辞めた理由とストレスフリー職場の見つけ方

僕が訪問介護を辞めた理由とストレスフリー職場の見つけ方 訪問介護ヘルパーの悩み

こんにちは。介護福祉士のヒイロです。

僕は正社員の訪問介護の仕事を辞めた経験があります。

転職した今も訪問介護のヘルパーではありますが、障がい者さん中心の訪問介護の仕事をしています。

訪問介護の仕事を辞めたいと思っている方は読んでみてください。

僕が訪問介護を辞めた理由

辞めた理由は簡単で、単にキツかったからです。

体のキツさもありましたし、精神的なキツさもありました。

それに加えて、事業所のカラーがとにかく合わなかった。

言葉で説明するのが難しいんですが、事業所の空気ですかね。

愚痴ひとつこぼさない、笑顔の事業所でした。

それだけ聞くといいですけども、それが行き過ぎていて、ちょっとの弱音も吐けないような息苦しさを感じていました。

カラーにハマれば良かったんですけど、本心は隠せないですね。

辞めることに対する罪悪感はあった?

僕は限界まで行くと割とスパッと辞められるタイプです。

あ、これ合わないムリってなると、スパッと行きます。

今は辞めて良かったと思います。

後悔はしていないですし、新たな道も開けたので。

ただ、辞めた直後はちょっと後悔というか、自分を責めましたけどね。

事業所の人たちは皆いい人だったし、介護スキルのレベルも高かった。

それに僕がついていけなかった。

ただそれだけっちゃそれだけです。

何でついていけなかったのか?というと、ただの根性無しという側面もありますが、それより何より、自分の求める働き方と違ったからですね。

パート社員さんの存在

僕は大学を卒業して就職してから、合間に1年間のバイト期間はありましたが、基本は正社員で働いていました。

30歳あたりで介護業界に入った時、パートで介護の仕事をしている男性もたくさんいることを知ります。

特に、前の訪問介護事業所では、音楽や演劇や芸人をやっている人も働いていて、こういう働き方があるのか…と割とカルチャーショックでした。

東京の訪問介護事業所は、結構こういう方もいると思います。

辞めた一番の理由は、他にやりたいことがあったからです。

本当に介護の仕事をやりたいのか?

色んな意見があると思いますが、あなたが今、訪問介護の仕事を辞めたいと思っているとしたら、辞めてもいいんじゃないかと僕は思います。

ただし、介護の仕事を本当にやりたい!と思って始めたのなら、様子を見てもいいんじゃないかと思います。

やりたいと思ったけど辞めたいな…と思っているとしたら、それは一時的なストレスの可能性が高いので、相談するなり休むなりするした方がいいです。

そうではなく、

  • 介護ぐらいしかできない…
  • 介護ならできる…
  • 介護でもやるか…

みたいな動機が根本にあるなら、辞めた方がいいんじゃないかと思います。

こういう動機で介護業界に来ている人は多いですし、僕も正直そういう気持ちがありました。

だからダメだったんですよね…

介護の仕事を舐めてますし、そんな気持ちじゃ続くわけないんです。

別の仕事に目を向けてみる

僕がやりたかったのはデザインの仕事です。

巡り巡って、今それに近いことを仕事にしています。

が、まだそれ一本では食うには安定しないので、まだパートで訪問介護を続けているという感じです。

ちなみに、同じ訪問介護事業所でも、事業所が違えば仕事のしやすさは大きく変わります。

給料も変わります。

訪問介護を辞めたいあなたは、別の訪問介護事業所、もしくは施設とか別の介護の職場、はたまた全く畑違いの仕事に目を向けてみるのも良いと思います。

転職を成功させるには、自分にとって何が苦痛なのか?を明らかにするべきです。

苦痛なポイントを明らかにして、その苦痛がなるべくない仕事を選べばOKです。

何が苦痛なのかを明らかにする方法

悶々と考えていても分からないので、紙に書き出します。スマホでもOK。

自分の場合はこんな感じでした…

  • 事業所のノリ(割と体育会系)
  • 休日出勤
  • 祝日も出勤(総じて休日が少ない)
  • 残業(空気的に帰れないことがあった)
  • 上司が代わる(教え方が統一されていない)
  • 雨の日の自転車移動(分かってはいたが辛かった…)

ずらずらっとで書き出します。

これをやると、仕事内容自体が苦痛なわけではなかったんだ…みたいなことが見えてきます。

人によってはどうしてもオムツ介助がダメとか色々あると思います。

遠慮しないで書き出すのがコツです。

苦痛の少ない仕事の見つけ方

で、この例で言うと、訪問介護の仕事自体はいいので次も訪問介護でOKとなります。

問題は、事業所のカラーと労働環境です。

ここでさらに突っ込んで考えてみると、じゃあどういう事業所なら合いそうかな?ということ。

  • 体育会系じゃない
  • 休みがある程度ある
  • 残業なし
  • 上司が固定
  • 自転車移動なし

これらを満たしたのが、今の障がい者さん中心の訪問介護事業所でした。

前と比べるとものすごくストレスフリーです。

こんな視点で見てみると、自分に合った介護の仕事が見つかると思います。

自分だけで難しければ相談する

自分ひとりではなかなか見つけるのが難しい…という場合は、介護の転職のプロに聞いちゃうのが早いと思います。

そして、どうせなら高給与の職場がいいでしょう。

最近では、面接同行、給与交渉までしてくれる介護転職のプロのサービスがあるので、もうとにかく辞めたい…自分に合ったストレスが少ない職場がいい…という場合は、早めに相談がいいと思います。

まとめ

訪問介護の仕事を辞めた理由はきついから。

そして何より職場が合わなかったから。

合う職場の見つけ方は、自分の苦痛ポイントを探して、それとは逆の事業所を探すこと。

自分で無理ならプロに相談!

今回はそんなお話でした。

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