こんにちは、介護福祉士のヒイロです。
以前、デイサービスを辞めたい人向けにこんな記事を書きました↓
デイサービスの仕事を辞めたい方向けに書いた記事ですが、主に一般の介護職員向けだったので、今回は管理者の方向けに書いてみたいと思います。
デイサービスの管理者のみなさま…心中お察しいたします…
デイサービスの管理者を辞めたいのはなぜ?
デイサービスの管理者ということは、介護の実績と経験は十分ですよね。
一般の仕事なら、仕事にアブラが乗ってくる時で、バリバリ働きたい盛りの時です。
だけど、デイサービスの管理者ともなると、苦労の方が多くなってくると思います。
白状すると、僕はデイサービスの管理者の仕事をしたことはありません。
デイサービスは実習で行ったことがある程度です。
「じゃあオマエに何が分かるんじゃ―!」…そんな声が聞こえてくるようです…。
このままそっと画面を閉じる方もいるかもしれませんが、僕がわざわざ白状したのには理由があります。
それは、デイサービスの管理者の数です。
デイサービスの管理者は全国で何名いるのか?
まずですね、全国にデイサービスがどのくらいあるのか?という点です。
厚生労働省「介護給付費等実態調査」によると、全国で約43,000か所あるそうです。
デイサービスの管理者は、人員基準で常勤で1名と定めれているので、事業所の数がそのまま管理者の数になります。
ということは、デイサービスの管理者は全国で 約43,000人 いるということになります。
43,000人っていうと、めちゃくちゃ多いように思えますが、全国の介護職員の数はこれまた厚生労働省の調査で約183万人と出ています。
全体からすると、わずか2%です。
その中でブログをやっている人の割合はどのくらいでしょうか?
恐らく1%もいないでしょう。デイサービスの管理者さんがブログをやっている確率は、ものすごく低いんです。
そもそも、日々の業務に追われてそれどころじゃないでしょう。
なので、ネット上でそもそも同じ立場で話すということが難しいんです。
ここに、デイサービスの管理者さんとしての苦しさがあります。
どういうことかというと、同じ立場で仕事の辛さを共有できないということです。
仕事の辛さを共有できない
一般の介護職員なら、仕事の愚痴を言い合えるわけですね。
それでストレス発散になるわけです。
でも、管理者ともなれば、悩みの質が変わるでしょう。
特に、自分の働きだけではどうにもならない部分、他の職員の動きまでは、なかなかコントロールできないですよね。
自分がやればカンタンなことだけど、他の職員には難しい。
それがとてももどかしいこともあるし、指導したとしても、職員側は意図しない受け取り方をすることもある。
普通に「こうしてほしい」と思っているだけなのに、一般の職員の受け取り方は全然違っていて、良かれと思ったことが裏目に出る…
まず、デイサービスの管理者さんが辞めたい…と思った時にするべき行動は、悩んでいることを同じレベルで語れる人に相談することだと思います。
一般の介護職員ではあまり理解が得られませんし、ご家族や友人も仕事の辛さの本質は分かってもらえません。
じゃあ、どうするか?
デイサービスの管理者さんが悩みを共有するには?
いちばんは、デイサービスの管理者さんと悩みを共有できたらいいですよね。
もしくは、グループホームやデイケアなど、他の介護施設の管理者さんとか…
でも、交友関係が広い一部の方ならともかく、近くにそういう人がいることは稀です。
じゃあどうすればいいかというと、介護職の管理職クラスの方のお話を仕事として聞いている人に相談することです。
そういう人はどこにいるでしょうか?
答えは、介護転職のプロです。
具体的には介護転職のエージェントですね。
介護職員の転職の悩みに普段から乗っているプロなら、同じレベルで会話ができます。
それに、彼らは話を聞くスペシャリストなので、単純に悩みを話すだけでも、辞めたいという気持ちに折り合いをつけられるかもしれません。
その結果、転職するもしないもあなたの自由です。
万が一、無理に転職させようとするエージェントがいたら、それはもう断ればいいだけの話で、自分の意志を貫くだけです。
まずは、デイサービスの管理者を辞めたい…と話すところから。
誰かに話すだけでも、気持ちは整理されてくるのは経験があると思います。
ネットに答えはありません。
生きた生身の人に、同じレベルで話せる相手に、相談してみてはいかがでしょうか?
こんな方法もアリ
以前に書いた記事が参考になるかもしれないな…とふと思ったので挙げておきます。
今のデイサービスを辞めたい理由は様々だと思いますが、その職場での行き詰まり…というのがあるかもしれません。
これを解消するには、別の職場を見てみるのも良いと思います。
別の介護現場を見てみることで、今の自分の職場を改めて俯瞰で見られるようになりますし、何か自分の中に答えが見つかるかもしれません。
以前の記事は、「介護職が副業で1万円稼ぐ現実的な方法」ということで書いたのですが、結論から先に言っちゃうと、1日スポットで他の介護現場で働いて副収入を得るという内容です。
他の介護現場を見てみる…という目的でも使えると思うので、気になった方は読んでみてください。
詳しい方法はこちらで解説しています↓
まとめ
デイサービスの管理者が辞めたいなら、まずは同じレベルで話せる人に相談しよう!
今回はそんなお話でした。
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